講師紹介

野田聖子 / 御厨貴 / 山口由美 / 諸田玲子 / 関口宏 / 野副正行

萩野慎二 / 筒井修 / 坂本光司 / 音好宏 / 早野透

 

 

野田 聖子

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野田 聖子(のだ せいこ)

 

衆議院議員

1960年生まれ/岐阜一区

 

 

経歴

党総務会長

内閣府特命担当大臣(科学技術政策・食品安全)

党消費者問題調査会会長

郵政大臣

 

「人材輝く」日本を創る

 「人材輝く、日本を創る」という思いが、野田政治の原点にあるという。

 政権復帰して3年、「いま進みゆく政治の方向に危うさを感じ、本当に立ち向かうべき課題を示したい」ーとも述べる。昨年の自民総裁選、安倍総理へのチャレンジもそうした背景があったのか。残念ながら、総裁選へのチャンレンジは果たせなかったが、いまだ、将来の首相候補、日本初の女性宰相のトップ候補だ。

 7月には参院選。そして衆院の同日選挙もささやかれている。政治が大揺れの予感する中で、野田さんの言う、「人材輝く」を実現する政治とは何か、野田政権誕生への道筋はなど、国会の中枢からの報告を聞く。

 

 

 

 

御厨 貴

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御厨 貴(みくりや たかし)

 

東京大学名誉教授

 

 

 

略歴: 1951年生まれ。東京大学法学部卒。東京都立大学教授。ハーバード大学客員研究員、東京大学先端科学技術研究センター教授、放送大学教授などを歴任。専門は政治学、日本政治史。『政策の総合と権力』(東京大学出版会)、『オーラル・ヒストリー』(中公新書)、『知の格闘』(ちくま新書)、『政治の眼力』(文春新書)、『権力の館を歩く』(ちくま文庫)など著書多数。

 

政治学研究40年、オーラル・ヒストリーの達人

 「戦後70年は、私の『学者生活40年』の年でもあった。…(中略)…今一度じっくり戦後にこだわろう。戦後三昧にふけろう。そこからポスト戦後をつくる何ものかが発見されるだろう」。近著の『戦後をつくる』のあとがきの一節だ。近現代の日本の政治史が専門で、アメリカ流のオーラル・ヒストリーの手法を日本に持ち込み、多くの政治家や関係者の聞き取り調査を重ねてきた。

 政治学の観点から考察する建築学、都市計画学にも造詣が深く、復興庁復興推進委員会委員長代理も務めた。趣味はボウリングと自宅でのワイン会。

 

 

 

山口 由美

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山口 由美(やまぐち ゆみ)

 

旅行作家

1962年神奈川県箱根町生まれ

 

 

 

 箱根の山に君臨した一族の壮大なるクロニクル。日本最古のクラシックホテルに渦巻く、男たちの夢と野望。末裔の著者が明かす、“あの出来事”の舞台裏。初版から13年、今だからこそ書けた「もうひとつの物語」とは?
著書を通しながら、『明治の男気』についてなどについて、お話をうかがいます。

 

 1962年、神奈川県箱根町生まれ。慶応義塾大学法学部法律学科卒。旅とホテルを主なテーマにノンフィクション、紀行、エッセイ、評論など幅広い分野で執筆している。2012年『ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の1100日』で小学館ノンフィクション大賞受賞。著書多数。

 

 

 

諸田 玲子

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諸田 玲子(もろた れいこ)

 

小説家

 

 

 

 静岡市生まれ。

 上智大学文学部英文科卒業。

 外資系企業勤務を経て、翻訳・作家活動に入る。向田邦子氏、橋田壽賀子氏、山田洋次氏等の脚本を小説にするノベライズに携わったのち、主として歴史・時代小説を執筆。  

 1996年『眩惑』(ラインブックス)にてデビュー。

 2003年『其の一日』(講談社)で第24回吉川英治文学新人賞を受賞。

 2007年『奸婦にあらず』(日経新聞社)にて第26回新田次郎文学賞を受賞。

 2012年『四十八人目の忠臣』(毎日新聞社)にて第1回歴史・時代小説大賞作品賞を受賞。

 

 

 

関口 宏

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関口 宏(せきぐち ひろし)

 

1943年7月13日生まれ

 

 

 

 3代にわたる江戸っ子(祖父は神田の火消し、父は映画俳優、佐野周二)。立教大卒
 昭和38年シオノギ劇場「お嬢さんカンパイ」でデビュー。その後、「青い山脈」などのテレビドラマや、東宝「社長シリーズ」、日活「白鳥」「四つの恋の物語」等、映画にも出演。9年間フジテレビの「スター千一夜」の司会を務めた後、TBS「クイズ100人に聞きました」「わくわく動物ランド」「関口宏の東京フレンドパーク2」「サンデーモーニング」、日本テレビ「知ってるつもり!?」など幅広いジャンルの番組で司会者として活躍。
 一方で、昭和52年には小柳ルミ子「星の砂」の作詞で日本作詞大賞作品賞を受賞。昭和59年、フレーベル館から「人間これでいいのかな」を処女出版。
 時節の様々な話題、事件などコメンテーターの意見を鮮やかに差配し、視聴者を引き込むTBSの「サンデーモーニング」は、特に関口氏の代表的な番組。妻は歌手の西田佐知子、息子は俳優、タレントの関口知宏。
 時局を読み、伝えるサンデーモーニングの司会を通して、「現代への警鐘」を話していただきます。

 

 

 

野副 正行

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野副 正行(のぞえ まさゆき)

 

元ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント共同社長

 

 

 

 1972年慶応大学理工学部卒、ソニー入社。エレクトロニクス・通信・エンタテインメントなど幅広い分野でマーケティング、新規事業開発などで数々の実績を残す。96年からソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント副社長、99年共同社長に就任。ボーダフォン副社長、出版デジタル機構代表取締役社長などを歴任。著書に『ゴジラで負けてスパイダーマンで勝つ』(新潮社)。

 

映画産業という異文化に挑戦

 33年間のソニー勤務のうち、20年間をアメリカで過ごした。エレクトロニクス製品の米国市場浸透に力を尽くし、「SONYはアメリカ企業だ」と多くのアメリカ人が信じるまでに、ソニーブランドの人気と信頼性を高めることに一役買ってきた。

 そんな野副さんに、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)再建を担う、白羽の矢が立った。SPEはコロンビア・ピクチャーズを買収してできた会社で、ヒット作を出せずに苦境に陥っていた。一般の企業文化とあまりに違うハリウッドの映画産業の文化にとまどいながら、人間関係を築き、映画制作ビジネスに効率性、計算性を導入することに成功。「スパイダーマン」シリーズというヒット作もつかみ、SPEはソニーの「足を引っ張るお荷物」から、「経営を支える一本の柱」に姿を変えた。ハリウッドの苦闘の日々の中で、野副さんを支えたのは、当時の大賀典雄会長の「どんな時でも、笑顔を忘れるな」という言葉だった。

 

 

 

萩野 慎二

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萩野 慎二(はぎの しんじ)

 

NEC宇宙システム事業部プロジェクト推進部プロジェクトディレクター

 

 

 1959年三重県生まれ、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻卒。
 同大学院では「ミウラ折り」で知られる三浦公亮教授(現・名誉教授)の研究室に所属した。修士終了後、1985年にNECに入社。「あけぼの」(地球磁気圏観測衛星)を最初のプロジェクトとして担当し、以降現在まで宇宙研のほとんどの人工衛星、探査機に取り込む。「はやぶさ」のプロジェクトマネージャー等を経て現職。

 

 

 

筒井 修

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筒井 修(つつい おさむ)

 

太陽商事有限公司/董事長・香港和僑会/会長

 

 

 1943年三重県生まれ。

 名鉄百貨店を経て、香港名鉄有限公司総経理として現地に赴任、貿易業、現地での流通業に携わる。以来、香港・中国の多くの人脈に恵まれ、この地をこよなく愛す。香港名鉄が香港撤退となりと同時に中国、日本の多くの人に支持され、現地に太陽商事有限公司を設立する。香港貿易発展局(HKTDC)顧問として講演、執筆など日本の中小企業の中国進出支援活動をする。中国工場とのパートナーシップにより、コスト削減を実現し、従来から取引のあった衣料品、食品類に加え、建築資材、 通販会社、100円ショップなどへの対日輸出ビジネスを拡大している。最近では飲茶食材類、製菓類、陶磁器などの製造および輸出なども手掛け、韓国、台湾などにも輸出を開始。

 また、日本の中小企業進出をサポートするため、中国本土での 工場進出、販売業のコンサルティング活動も行っている。

 

 

 

坂本 光司

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坂本 光司(さかもと こうじ)

 

法政大学大学院政策創造研究科教授・法政大学大学院静岡サテライトキャンパス長

 

 

1947年 静岡県生まれ 1970年 法政大学経営学部卒。
静岡文化芸術大学文化政策学部・同大学院教授等を経て現職。
ほかに、人を大切にする経営学会会長、NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事長等、国・県・市町村の公務も多数務める。
専門は、中小企業経営論、地域経済論、地域産業論
これまでに7,500社以上の企業等を訪問し、調査・アドバイスを行う。

 

【主な著作】

『日本でいちばん社員のやる気が上がる会社: 家族も喜ぶ福利厚生100』 (ちくま新書、2016年)
『日本でいちばん大切にしたい会社5』(あさ出版、2016年)
『モノづくりで幸せになれる会社となれない会社 下請メーカー18社の転機』(日刊工業新聞社、2015年)
『「日本でいちばん大切にしたい会社」がわかる100の指標』(朝日新聞出版、2015年)
『逆風を追い風に変えた企業』(静岡新聞社、2014年)
『会社を元気にしたければ「F・E・D社員」を大切にしなさい』(PHP研究所、2014年)
『人に喜ばれる仕事をしよう』(WAVE出版、2014年)
『幸せな職場のつくり方』(ラグーナ出版、2014年)
『日本でいちばん大切にしたい会社4』(あさ出版、2013年)
『どう生きる』(あさ出版、2013年)
『どう働く』(あさ出版、2013年)
『なぜこの会社に人財が集まるのか』(商業界、2013年)
『社員と顧客を大切にする会社「7つの法則」を実践する優良企業48』(PHP研究所、2012年)
『小さくてもいちばんの会社 日本人のモノサシを変える64社』(講談社、2012年)
『21世紀をつくる 人を幸せにする会社』(ディスカバー・トゥエンティワン、2012年)
『強く生きたいと願う君へ』(WAVE出版、2012年)
『日本でいちばん大切にしたい会社3』(あさ出版、2011年)
『日本でいちばん幸せな県民(ケンミン)』(PHP研究所、2011年)
『心の時代の感動サービス実例107話』編著(同友館、2011年)
『会社は家族、社長は親』共著(PHP研究所、2011年)
『経営者の手帳~働く・生きるモノサシを変える100の言葉』(あさ出版、2010年)
『弱者にやさしい会社の話』(近代セールス社、2010年)
『ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社』(ダイヤモンド社、2010年)
『日本でいちばん大切にしたい会社2』(あさ出版、2010年)
『なぜこの会社はモチベーションが高いのか~働く皆が幸せな会社~』(商業界、2009年)
『ケーススタディ この商店街に学べ』(同友館、2009年)
『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版、2008年)
『中国義烏ビジネス事情』編著(同友館、2008年)
『私の心に響いたサービス』著(同友館、2007年)
『消費の県民性を探る―47都道府県で売れる商品・売れない商品』編著(同友館、2007年)
『選ばれる大企業・捨てられる大企業』著(同友館、2007年)
『キーワードで読む経営学―経営者・起業家のための経営理論と実務―』編著(同友館、2007年)
『未来市場完全攻略ガイド―高齢社会で売れる商品・売れない商品―』編著(株式会社ルーパス、2006年)
『地域産業発達史―歴史に学ぶ新産業起こし―』共著(同友館、2005年)
『円高、国際化と地域産業』著(静岡新聞社、1987年)*中小企業研究奨励賞本賞受賞

 

 

 

音 好宏

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音 好宏(おと よしひろ)

 

上智大学文学部新聞学科教授

 

 

略歴: 1961年生まれ。90年上智大学大学院文学研究科博士課程修了、日本民間放送連盟研究所所員。97年から上智大学教授。専門はメディア論。NPO放送批評懇談会理事長。著書に『放送メディアの現代的展開 デジタル化の波のなかで』(ニューメディア)。

 

放送のあり方を見つめ続ける

 高市早苗総務相の「電波停止」発言など、放送と政治をめぐる問題が次々と注目を集めており、音さんのコメントが新聞に掲載される機会も多くなっている。専門はメディア論、メディア政策。日本民間放送連盟研究所に勤務していた経験もあり、一貫して放送のあり方を見つめ続けてきた。「クローズアップ現代」の過剰演出問題で、総務相がNHKに行政指導をし、自民党の調査会がNHK幹部を呼び説明させたことについて、放送倫理・番組向上機構(BPO)が批判した際には、「BPOは、日本の放送制度を踏まえつつ、独立行政委員会を持つ国並みに表現の自由を守ろうとするユニークな制度です。しくみを変えようとするより、いかに健全に運営していくかが重要です」と新聞のインタビューに応じた。「権力からの独立」こそがメディアにとって大事だという、揺るぎない姿勢が伝わってくる。

 

 

 

早野 透

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早野 透(はやの とおる)

 

 

 

1945年6月生まれ 東京・神楽坂育ち

1968年3月 東京大学法学部卒 丸山真男ゼミで学ぶ

1968年4月 朝日新聞入社 岐阜、札幌などで勤務のあと

1974年3月 朝日新聞東京本社政治部

田中角栄内閣を番記者として取材 田中角栄取材のため、新潟支局に1年半勤務 野党クラブ、外務省クラブ、防衛省クラブなどで取材 政治部デスク、編集委員など歴任

1996年4月から朝日新聞コラムニストとして毎週1回、政治コラム「ポリティカにっぽん」を連載

2010年3月 退社

2010年4月 桜美林大学教授

2016年3月 桜美林大学教授を退任 この間、朝日新聞デジタルで「新ポリティカにっぽん」を隔週連載中。

 

著書は

「田中角栄と戦後の精神」(朝日文庫)

「連立攻防物語 ポリティカにっぽん」(朝日新聞社)

「田中角栄 戦後日本の悲しき自画像」(中公新書)

「丸山真男と田中角栄」(集英社新書) など。